カルボーネン法 目標心拍数計算
年齢・安静時心拍数・運動強度(%)から、カルボーネン法(Karvonen法)で目標心拍数を自動計算。運動負荷設定・心臓リハビリの強度処方に。強度別の早見表つき。
歳
拍/分
運動強度(%HRR)
%
年齢と安静時心拍数を入力すると自動で計算されます
入力した数値は端末内でのみ計算され、サーバーへの送信・保存は一切行いません(ページを再読み込みすると消えます)。
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臨床での使い方
カルボーネン法(Karvonen法)は、安静時心拍数を考慮して運動強度を設定できるため、体力レベルの異なる対象者にも個別性の高い負荷設定ができます。有酸素運動の処方、心臓リハビリテーション、生活習慣病の運動療法などで使用されます。
臨床では、目標心拍数だけに頼らず、Borgスケール(自覚的運動強度)や血圧・自覚症状・不整脈の有無を併せてモニタリングします。特に高齢者や心疾患患者では、主治医の運動処方・負荷試験の結果を優先してください。
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計算式の根拠と注意点
Karvonenら(1957)が提唱した方法で、予備心拍数(HRR:最大心拍数 − 安静時心拍数)に強度%を掛けて安静時心拍数を足し戻します。最大心拍数は「220 − 年齢」による推定式を用いているため、実測の最大心拍数とは誤差があります(標準偏差±10〜12拍程度)。
β遮断薬などの服薬、ペースメーカー、心房細動がある場合は心拍数による強度管理が適さないため、必ず他の指標と併用してください。
よくある質問
- Q. カルボーネン法の計算式は?
- 目標心拍数 =(220 − 年齢 − 安静時心拍数)× 運動強度(%)+ 安静時心拍数 です。(220 − 年齢)は予測最大心拍数、そこから安静時心拍数を引いたものが予備心拍数(HRR)です。
- Q. 運動強度は何%に設定すればよいですか?
- ACSMのガイドラインでは中強度の有酸素運動は40〜59%HRRとされています。心疾患リハビリの導入期や体力の低い高齢者では40〜50%程度から開始し、反応を見ながら漸増するのが一般的です。
- Q. β遮断薬を服用している場合も使えますか?
- 使えません。β遮断薬は心拍数の上昇を抑えるため、心拍数に基づく強度設定は不正確になります。自覚的運動強度(Borgスケール11〜13「楽である〜ややきつい」)などを併用してください。
参考文献
- Karvonen MJ, et al.: The effects of training on heart rate; a longitudinal study. Ann Med Exp Biol Fenn 35: 307-315, 1957.
- American College of Sports Medicine: ACSM's Guidelines for Exercise Testing and Prescription. 11th ed, 2021.
- 日本循環器学会/日本心臓リハビリテーション学会:心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン(2021年改訂版).
※ 本ツールの結果は臨床評価の参考情報です。評価の最終判断は、対象者の全体像をふまえた臨床判断で行ってください。