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FAB(Frontal Assessment Battery)採点・記録用紙印刷

FAB(前頭葉機能検査)の6項目を1問ずつタップで採点。語の流暢性課題用の1分タイマーを内蔵し、18点満点で自動集計。HDS-R・MMSEと併せた認知機能評価に。印刷対応。

ステップ 1/6類似性
17%
Q1

類似性(概念化)

「バナナとミカンはどこが似ていますか?」(→果物)。続けて「机と椅子」(→家具)、「チューリップ・バラ・菊」(→花)。カテゴリーで答えられたものを正答とする。

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臨床での使い方

FAB(Frontal Assessment Battery)は、ベッドサイドで10分程度で実施できる前頭葉機能(遂行機能)のスクリーニング検査です。6項目・18点満点で、道具は不要です。

リハビリテーションでは、指示理解や行動抑制・段取りの問題(遂行機能障害)の把握、転倒リスクの背景評価、自動車運転支援の参考情報として使われます。HDS-R・MMSEと同日に実施しやすい長さです。

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カットオフ値・判定の根拠

原著(Dubois 2000)では、前頭葉機能障害をもつ患者群と健常群を良好に判別できることが示されています。日本語版(Kugo 2007)でも信頼性・妥当性が確認されています。

カットオフは対象や報告により10〜12点と幅があるため、本ツールでは16点以上を良好域の目安、11点以下を低下疑いとして幅を持たせて表示しています。単独での確定的判断は避けてください。

よくある質問

Q. FABのカットオフは?
明確な単一基準はありませんが、報告により10〜12点以下で前頭葉機能低下が疑われるとされます。健常高齢者の平均はおおむね16点前後で、教育歴・年齢の影響を受ける点に注意してください。
Q. HDS-RやMMSEとの違いは?
HDS-R・MMSEは記憶・見当識が中心の全般的認知スクリーニングですが、FABは概念化・流暢性・抑制など前頭葉(遂行機能)に特化しています。前頭側頭型認知症や脳血管性の遂行機能障害の検出に有用で、併用が推奨されます。
Q. 採点で迷いやすいポイントは?
語の流暢性は重複・固有名詞を除いてカウントします(本ツールは1分タイマーとカウンター内蔵)。GO/NO-GO課題は葛藤指示の直後に行うため、ルールの切り替えができているかを観察します。

参考文献

  1. Dubois B, et al.: The FAB: a Frontal Assessment Battery at bedside. Neurology 55(11): 1621-1626, 2000.
  2. Kugo A, et al.: Japanese version of the Frontal Assessment Battery for dementia. Psychiatry Res 153(1): 69-75, 2007.

※ 本ツールの結果は臨床評価の参考情報です。評価の最終判断は、対象者の全体像をふまえた臨床判断で行ってください。