Rリハカルク

SARC-F+握力(サルコペニア・スクリーニング)

SARC-F 5問(4点以上で陽性)と握力のAWGS2019基準(男性28kg・女性18kg未満で低筋力)を組み合わせて、サルコペニアの可能性をスクリーニング。A4記録用紙の印刷対応。

1握力(Strength)

4〜5kgのもの(買い物袋など)を持ち上げて運ぶのは、どのくらい大変ですか

2歩行(Assistance in walking)

部屋の中を歩いて移動するのは、どのくらい大変ですか

3椅子からの立ち上がり(Rise from a chair)

椅子やベッドから立ち上がるのは、どのくらい大変ですか

4階段(Climb stairs)

階段を10段上るのは、どのくらい大変ですか

5転倒(Falls)

この1年間で何回転倒しましたか

握力(最大値で判定・AWGS2019)

性別
kg
kg
SARC-F 5問に回答(+握力を入力)すると判定されます

保存先はこの端末のブラウザ内のみ。記録ページで一覧・印刷・削除できます

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臨床での使い方

SARC-Fは器具なし・5問で実施できるサルコペニアのスクリーニング質問票で、AWGS2019の診断フローの入口に位置づけられています。外来・訪問・通所などあらゆる場面で使えます。

本ツールはSARC-Fの回答と握力(AWGS2019基準)をまとめて記録し、「SARC-F陽性+低筋力」の組み合わせまで自動判定します。5回立ち上がりテストやSPPBと組み合わせると、AWGS2019の「サルコペニアの可能性」判定が一通り揃います。

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カットオフ値・判定の根拠

SARC-FはMalmstromとMorley(2013)が開発した5項目の質問票で、各国で妥当性が検証されています。4点以上をカットオフとした場合、特異度が高く「陽性なら精査に進む」運用に適しています。

握力のカットオフ(男性28kg・女性18kg)はAWGS2019で改訂された値です。測定は座位・肘90度屈曲(または立位・肘伸展)で左右2回ずつ行い、最大値を採用します。

よくある質問

Q. SARC-Fのカットオフは?
10点満点中4点以上で「サルコペニアの可能性あり」(スクリーニング陽性)です。感度は低めですが特異度が高く、陽性の場合は握力・身体機能の評価に進みます。
Q. 握力の基準値は?
AWGS2019(アジアのサルコペニア診断基準)では男性28kg未満・女性18kg未満を低筋力としています。左右2回ずつ測定し、最大値で判定します。
Q. サルコペニアの確定診断はできますか?
できません。確定にはDXAやBIAによる骨格筋量の測定が必要です。本ツールは「サルコペニアの可能性」までのスクリーニングであり、陽性の場合は専門的評価につなげてください。

参考文献

  1. Malmstrom TK, Morley JE: SARC-F: a simple questionnaire to rapidly diagnose sarcopenia. J Am Med Dir Assoc 14(8): 531-532, 2013.
  2. Chen LK, et al.: Asian Working Group for Sarcopenia: 2019 Consensus Update on Sarcopenia Diagnosis and Treatment. J Am Med Dir Assoc 21(3): 300-307, 2020.

※ 本ツールの結果は臨床評価の参考情報です。評価の最終判断は、対象者の全体像をふまえた臨床判断で行ってください。